弦斎書店
弦斎に関する本を展示・販売します。
新書(現在でも購入可能)
「台所重宝記」平凡社ライブラリー
2001年12月発刊 1200円
『食道楽』のブームを受けて、弦斎が新たに書き下ろしたレシピと台所の知恵ブックです。
女中さんと奥様の会話形式で進みます。
「玉子の保存方法」「お肉の料理方法」など、テーマに分かれ、女中さんの素朴な疑問を、奥様がズバズバ明かしてくれます。
初版は、明治38年に報知新聞社から、後に、村井米子が解説を入れて、新人物往来社から復刊、そして、2001年に平凡社から出版されました。
「明治・大正の未来予測 百年前の二十世紀」
横田順彌 筑摩プリマーブックス 1100円
SF作家の横田順彌さんが、明治・大正時代の人たちが百年後をどんなふうに予測していたかを、紹介しています。
中でも、報知新聞で、20世紀を迎えた明治34年1月2日と3日に掲載された「20世紀の予言」を大きく紹介しています。
横田さんは、あまりにもするどい23項目の予言を書いたのは弦斎だったと推測しています。
SF作家としての弦斎像、また明治時代の未来感を知る面白くてためになる本です。
古書
『食道楽』増補註釈 柴田書店
昭和51年刊
オリジナル『食道楽』をそのままコピー、印刷しています。
弦斎の筆づかいもそのまま、巻末の食品分析表や食品もそのまま再現されています。
明治時代「食道楽」が 実用書でもあったことをうかがわせると同時に、弦斎の心意気を感じさせます。
奥付、書籍の広告なども発刊当時のままなので、明治時代の雰囲気をじっくりと堪能できます。
『食道楽』村井米子編訳 新人物往来社
昭和51年6月31日刊
現代語に書き直され、全4巻が1冊にまとまっています。
コンパクトで、読みやすいです。
村井米子の注釈が何かと入っていて、食道楽裏話も楽しめます。
『釣道楽』上・下 村井米子編訳 新人物往来社
昭和52年発刊
『釣道楽』は、明治34年に弦斎の一大構想、百道楽の第一弾として書かれました。名家の娘浪子と、婿養子候補の鱗次郎の結婚話に、釣りが絡みます。
釣り好きで、凝り性の弦斎らしく、釣りのうんちくが細かく書き込まれています。「当時の青年子女が、飲酒や恋愛に身をあやまるのを憂え、釣魚のような、青空のもとの野外での勇壮な遊びの趣味を身につけさせ、堕落から救われるように……」(上・村井米子後書き)と願いを込めたそうです。

