弦斎再現料理販売
「食道楽」に登場する料理を食べてみたい! 平塚市の飲食店が集まる村井弦斎の会(会長・「鳥保」鳥海義晃)で、弦斎再現料理に挑戦しています。
小説通りの材料と料理法では、現在に合わない味もあり、原作から離れないよう、美味しいようにと、何度も試作と試食を重ねていきます。
現代によみがえった「食道楽」の世界を堪能して下さい。
弦斎豆
*-*─ 「長谷金」─*-*
弦斎再現料理の会を作るきっかけとなった料理です。つまり弦斎再現料理第1号となります。
「食道楽」の中には南京豆の煮物として紹介してありました。平塚は日本で最初に南京豆が栽培されたところ。そんな縁も感じながら主題として取り上げられた南京豆でした。
これがなかなかのくせ者で、開発への試行錯誤は並大抵ではありませんでした。何しろ一回の調理工程が4時間半。えんえんとゆで続けるわけです。やわらかったり、堅すぎたり。
目標は、ただの煮豆ではないのですから、南京豆独特の歯ごたえを残し、なおかつアクを抜き取る、という矛盾した作業が必要でした。
今ではレトルトもあり、いつでも、食べることができます。市内では「梅屋」の地下食品売場、または「ラスカ」地下一階、「鳥保」にも置いてあります。
弦斎カレー
*-*─「ミッキーログ」「ソクラ」「リンガーベル」
「メインロブスター」「フリーデン」─*-*
再現料理の第二弾です。「食道楽」の中ではさまざまな食材を使ったカレーが登場するので、何をもって弦斎カレーと定義づけるか、最初の難関でした。
それに、百年前のカレー粉の想定が難しかったこと、また、今のカレーが大変進歩していて、当時の再現ものが受け入れてもらえるかどうかについてはずいぶんと悩んだところでした。
現在は、カレーにはほとんどが、らっきょうと福神漬けが添えてありますが、「食道楽」には、なんと24種類の薬味が登場します。従って、この薬味を少しでも皿の上に表現するのも、弦斎カレーのポイントでした。
市内のカレー専門店、「ミッキーログ」、「ソクラ」、「リンガーベル」、「メインロブスター」の各店の個性と努力で開発が進み、併せて、レトルトの話も「フリーデン」さんのお力で実現することができました。
そうそう、ちなみに、地域カレー(?)としては先輩格の横須賀の海軍カレーですが、海軍の日誌の中に、「今日は弦斎カレーだ」という表現が残っており、海軍カレーも弦斎カレーの子孫ということになります。
弦斎シラス
*-*─「鳥保」─*-*
シラスは平塚の名産なので、当然、当時の弦斎も食べていたようですし、実際、記述の中にもシラスが登場します。
「食道楽」にシラス料理はないのですが、 ここは一つ平塚の名物たるシラスを活用しない手はないだろうと、 数ある弦斎再現料理の中でも、「弦斎の会」会長の意地もあってか、しらすを三色に煮分ける料理に挑戦しました。
山椒で炊いたもの、レモン味のもの、梅肉のもの、と白茶赤の色とともに、三味の違いにこだわっています。シラスは炊くと少なくなってしまい、見た目から割高感をもたれがちですが、なかなかの逸品です。
日持ちと、しらすの不漁期の問題がありますが、ここを何とか乗り越えて、もっと沢山の方に賞味していただきたいとか。「鳥保」で売っています。
弦斎滋養スープ
*-*─「フェリ」「フリーデン」─*-*
「食道楽」の中には全部で二十八種類のスープがでてきます。このレシピを様々な角度で検討し、三種の試作を作りました。
担当したのはフランス料理のお店「フェリ」のオーナーシェフの沼田一彦です。本場で修行した沼田にとっても、弦斎の内容は現代に十分通用するとか。
しかし、やはりここでもぶつかった壁は、現代人の舌に合うかどうかでした。そして、3種の中から取り組んだのが、お米と鶏のスープ。
西洋料理ではお米が補助的に使われる事はあっても、主材になることはないとか。
弦斎滋養スープはレストラン・フェリで味わうことができますが、併せて、沼田とフリーデンで開発したレトルトも発売されました。
また、「平安閣」でもスープの再現に取り組み、先日試食会が開催され、好評でした。今後はコース料理に取り込みたいとのことです。
弦斎羊羹
*-*─「杵若」*-*─
羊羹は「食道楽」には登場しないのですが、「杵若」の加藤が、弦斎豆を作り、これをさらに二次加工できないか、と挑戦しました。
百年前の和菓子の形態を想像すると、こうなのではないか、とあれこれ推理をこらし、南京豆の風味をどのように生かすかで、かなりの試行錯誤がありました。
そして、南京豆の薄皮も一緒に煮込む、というアイデアで、風味豊かな弦斎羊羹ができあがりました。百年前の羊羹の再現といっても、むしろ、今風の甘みを抑えた、口当たりのよい羊羹に仕上がっています。日本茶によく合います。
花水台の杵若の店頭にあります。一本千円。
ちなみに、焼き菓子として弦斎庵もあります。これは今は消失してなくなってしまいましたが、村井弦斎公園のシンボルとして建っていた庵をイメージにしたものです。
弦斎カレーパン
*-*─「高久製パン」─*-*
弦斎カレーからの派生的な再現料理で、厳密にいえば食道楽には登場しません。
従って、この商品はすでにあるカレーパンとはきちんと差別化されていなくてはならなかったのです。
開発に当たった高久製パンではそれこそ、紆余曲折の連続だったそうです。
弦斎カレーのイメージをしっかりと再現しようと、まず試みたことが、カレーライスそのものの再現でした。
そしてなんと、パン生地にご飯を混ぜ、中のカレーの具に福神漬けを入れてみたのです。もちろんそのバランス、量目には工夫がありました。弦斎カレーパンは湘南パン組合全体で取り上げ、いまや平塚ではちょっとしたブームにまでなっています。市内の各パン屋さんで買うことができます。
純米酒 弦斎
*-*─ナカザワコーポレーション─*-*
弦斎にちなんだ特別純米酒です。
特定名称:特別純米
日本酒度:+2
アルコール度:15.5%
酸度:1.5
原料米:山田錦
アミノ酸度:1.6
精米歩合:60%
杜氏:後藤高昭
岐阜県 玉泉愛酒造株式会社
1.8リットル 2000円(外税)
720ml 1000円(外税)
本格焼酎 弦斎
*-*─ナカザワコーポレーション─*-*
力強い生命力を秘めた大自然の中ではぐくまれた清冽にして、良質の水と精選した麦と焼酎づくりの技が出会い、本格焼酎「弦斎」が誕生しました。
豊かな味と香りをお楽しみください。
原材料:麦・麦麹
アルコール分:25%
容量:720ml
1000円(外税)
弦斎ワイン(赤・白)
*-*─ナカザワコーポレーション─*-*
弦斎ワイン(ROSSO)赤
バルベラ種とサンジョベーゼ種を主体にドルチェット種を微妙にブレンドしました。
気品を保ちつつもボリューム感溢れるワインです。
750ml 800円(外税)
弦斎ワイン(BIANCO)白
「コク」ある良質ワインを生み出すコルテーゼ種と「キリリ」としたドライ感を引き出すトレビアーノ種にガルガネーラ種が見事にハーモナイズさせました。輝きのある黄金色もお楽しみください。
飽きのこないエレガントでバランスの良いワインです。
750mll 800円(外税)

